実は、甲州大巴旦杏…「ケルシー」
Today’s Fruits ♪
9月8日 Today’s Fruits ♪山形産の晩生のプラム「ケルシー」
元々は、日本の在来種で「甲州大巴旦杏(こうしゅうだいはたんきょう)」と呼ばれていたそうで、明治の初期にジョン・ケルシー(John Kelsey)によって日本からアメリカ・カリフォルニアに持ち帰られ、広められたものが、大正時代に「ケルシー・ジャパン」として再び逆輸入された品種なんだそうです。
プラムとしては大きめの部類で、先が尖った形をしており、外皮はグリーンで白い果粉(ブルーム)に覆われています。熟すにつれ少し黄味を帯びたり、中には赤みがさすものもありますが、ほとんどは熟しても緑の状態なので、熟し具合の見極めが難しいので、家庭で追熟させる時は触ってチェックするのがいいのかも…
種の周りに空洞ができるのも、ケルシーの特徴ですが、肉質は緻密で酸味も少なく食べ応えの有るプラムですね。
#ケルシー #巴旦杏
2016年09月08日 18:54