「紋平柿」が渋い時には…
毎年、数名の方に言われることがあるのですが
「あんちゃん、昨日の紋平柿渋かったわ!」って…
1個食べてみて渋い感じがする、そんな時には、これが甘いかこれが甘いかと次々と皮を剥かないことです!
紋平柿などのさわし柿は、脱渋処理をしてあるのである程度の時間が経過すれば渋は抜けます。
1個食べてみて少し渋いと感じた時は、残りの柿をポリ袋に入れて口を縛って常温で2~3日放置して下さい。
そうすれは、殆どの場合渋は抜けていきます。
入荷したての柿ほど、若干渋みを感じる事があるので、余裕がある場合は、触感が硬いと感じたものは常温で2~3日寝かせてから順番に食べると良いと思います。
これからの季節、気温が急に下るひが続くことがありますが、そのような時は、産地が想定した脱渋時間よりも、完全に脱渋するのに時間がかかることがあります。寒い日が続いているなと思ったときにも、2~3日寝かせてから食べるのをお勧めします。
紋平柿をはじめとするさわし柿は、皮の赤みが少し濃くなって、触った感じがしっとりとしてきた状態の方が、より甘みが強くジューシーな食感になります。(食感の好みには個人差がありますが…)
それと、柿は全般に、皮と実の境目が渋く感じることが多いので、甘柿も含め、柿の皮は少し厚めに剥くと良いでしょう。
実りの秋、地物のさわし柿を美味しく食べて、来る冬に備えましょう (^^)v
ただし、甘い柿はそれなりに糖分も多いので、食べ過ぎにはご注意をw